○仙谷委員長 この際、資料要求に関する件についてお諮りいたします。さらに、次のように予備的調査に関する報告。
平成十七年度決算の審査に当たり、決算の検査報告に掲記されました会計検査院の指摘事項に対する関係責任者の処分状況調べについて、財務省当局に対してその提出を求めたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○仙谷委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
○仙谷委員長 この際、御報告いたします。
去る十一月十七日、議長より本委員会に送付されました、議員松本剛明君外四十五名からの中央省庁の補助金等交付状況、事業発注状況及び国家公務員の再就職状況に関する予備的調査の要請につきましては、理事間の協議により、衆議院規則第五十六条の三第三項によって、去る十一月二十二日、調査局長に対し、予備的調査を命じましたので、御報告いたします。
○仙谷委員長 これより会議を開きます。主な質疑事項は
歳入歳出の実況に関する件及び行政監視に関する件について調査を進めます。
○仙谷委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。主な質疑事項は
平成十七年度決算外二件を一括して議題といたします。
総括質疑を行います。
○仙谷委員長 この際、分科会設置の件についてお諮りいたします。ほかに中央省庁の補助金等交付状況、事業発注状況及び国家公務員の再就職状況に関する予備的調査についての報告が次のように行われた。
平成十七年度決算外二件審査のため、四つの分科会を設置することとし、区分としては
第一分科会は、皇室費、国会、裁判所、会計検査院、内閣、内閣府(本府、警察庁、金融庁)、外務省、環境省所管のほか、他の分科会所管以外の国の会計
第二分科会は、内閣府(防衛庁・防衛施設庁)、総務省、財務省、文部科学省所管
第三分科会は、厚生労働省、農林水産省、経済産業省所管
第四分科会は、法務省、国土交通省所管
以上のとおりといたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○仙谷委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
○仙谷委員長 この際、御報告いたします。
去る平成十八年十一月二十二日、調査局長に命じました中央省庁の補助金等交付状況、事業発注状況及び国家公務員の再就職状況に関する予備的調査につきまして、去る三月二十九日、報告書が提出されましたので、御報告いたします。
なお、報告書につきましては、同日、私から議長に対し、その写しを提出いたしました。
○仙谷委員長 これより会議を開きます。
平成十七年度決算外二件を一括して議題といたします。
第一分科会ないし第四分科会の各分科会は、去る四月二十三日、二十四日の二日間にわたり審査を行いました。
この際、各分科会主査より、それぞれの分科会における審査の報告を求めます。
第一分科会主査鴨下一郎君。
○鴨下委員 第一分科会の審査について御報告申し上げます。
本分科会は、皇室費、国会、裁判所、会計検査院、内閣、内閣本府、警察庁、金融庁、外務省及び環境省所管並びに他の分科会所管以外の国の会計について審査を行いました。
主な質疑事項は、軍縮及び核の不拡散に対する我が国の戦略的な取り組み、民法の三百日規定のため戸籍のない者に対する例外的な旅券発給の検討、外務省が保有するワインについての管理、整理回収機構の公正な業務執行の確保、地方公共団体における会計経理の適正確保のための会計検査院の役割、沖縄戦の集団自決についての教科書検定意見の問題性、青少年健全育成のための地域等の教育力向上の必要性、食育推進のための総合的な取り組み、北朝鮮による拉致問題解決への取り組み、ラムサール条約登録湿地に対する財政支援の必要性、衆議院事務局と地方議会事務局との連携の必要性、新人材バンクによる民間企業等への再就職者受け入れ要請の問題性、国の各種審議会委員の職務及び待遇を監視する必要性、改正保険業法において既存の自主共済を適切に取り扱う必要性、健全な運営の共済を改正保険業法の適用除外とする必要性、我が国の銃規制の現状及び行政対象暴力への対策強化等であります。
なお、質疑の詳細につきましては会議録により御承知願いたいと存じます。
以上、御報告申し上げます。
○仙谷委員長 次に、第二分科会主査古川元久君。
○古川(元)委員 第二分科会の審査について御報告申し上げます。
本分科会は、防衛庁、防衛施設庁、総務省、財務省及び文部科学省の所管について審査を行いました。
主な質疑事項は、郵政民営化における郵便局の活用策、地方公共団体の行政改革の促進、地方分権の理念と税財政改革の現状、頑張る地方応援プログラムにおける問題点、NTTの電報申し込み番号の民間への開放、重要文化財保護と都市開発との調和の必要性、特別会計における資産の適正規模への圧縮、地方公共団体の財政破綻に係る金融機関の貸し手責任、岩国市庁舎建設に対する防衛庁補助金のあり方、都市部と過疎地の教育格差是正に対する取り組み、高等教育における総合的人材育成の必要性、大学病院における大学院生の医療業務従事の問題性、就学援助制度における受給者の増加の原因、我が国の大学構内における危機管理のあり方、公立小中学校等の学校図書館の充実と活用、地方の医師不足による過重労働等の改善、広域消防体制の整備と増加する救急出動への対応、開発事業に当たっての歴史的建造物の保護の必要性等であります。
なお、質疑の詳細につきましては会議録により御承知願いたいと存じます。
以上、御報告申し上げます。
○仙谷委員長 次に、第三分科会主査渡海紀三朗君。
○渡海委員 第三分科会の審査について御報告申し上げます。
本分科会は、厚生労働省、農林水産省及び経済産業省の所管について審査を行いました。
主な質疑事項は、ジェネリック医薬品の使用促進、男女雇用機会均等法改正後の対応、厚生年金保険制度における企業負担のあり方、年金保険料の納付記録消失問題への対応、鳥インフルエンザの被害に対する認識、在宅医療推進に向けた訪問看護体制の整備、災害に強い水道施設整備の必要性、医療費と医師数の適正水準検討の必要性、高齢者に配慮した療養病床の再編成のあり方、日比経済連携協定における介護分野への対応、社会保険健康センターの役割の評価、大学病院における保育所整備の促進、食料自給率向上に向けた取り組み、米国産牛肉の輸入に係る対応、経済連携協定交渉における農産物の取り扱い、学習塾等の所管が経済産業省である問題性等であります。
なお、質疑の詳細につきましては会議録により御承知願いたいと存じます。
以上、御報告申し上げます。
○仙谷委員長 次に、第四分科会主査古屋範子君。
○古屋(範)委員 第四分科会の審査について御報告申し上げます。
本分科会は、法務省及び国土交通省の所管について審査を行いました。
主な質疑事項は、千葉県の東京湾岸地域における交通渋滞の解消策、岩国市の愛宕山地域開発事業の見直しの可否、本州四国連絡高速道路株式会社の民営化後の状況、JR東日本大崎短絡線計画の見直しの必要性、鉄道駅におけるバリアフリー化の推進、長野県飯山盆地における千曲川の水害対策、リニア中央エクスプレス実現の展望、第二京阪国道及び周辺道路の整備の促進、保護司等の増員と今後の取り組み、登記のオンラインシステムの障害と今後の取り組み、日本の食文化の海外普及による観光立国の推進、離島振興対策における公共事業のあり方、鉄道建設・運輸施設整備支援機構の船舶共有建造制度における船舶使用料未収金の回収、京都縦貫自動車道と名神高速道路との接続の見通し、都市再生機構の管理する賃貸住宅の今後のあり方、建築物の耐震化の現状と今後の取り組み、宮崎県高千穂鉄道の全線復旧と今後の取り組み等であります。
なお、質疑の詳細につきましては会議録により御承知願いたいと存じます。
以上、御報告申し上げます。
○仙谷委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 歳入歳出の実況に関する件及び行政監視に関する件について調査を進めます。主な質疑事項は、予備費については