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1 財政健全化と特別会計


 決議内容 決議の背景 決議時点での当局の姿勢 決議の効果

 決議内容
 衆議院決算行政監視委員会の平成17年度決算の議決の第1項の第1号は次のとおり財政健全化と特別会計に関するものである。
   国の財政は、公債残高が年々増加の一途を辿り、非常に厳しい状況にある。2011年度には国と地方の基礎的財政収支を確実に黒字化する財政健全化の目標に向け、歳出の水準を一層厳しく抑制していくべきである。また、財政融資資金の貸付残高の圧縮及び特別会計等における国の資産の適正規模への圧縮に取り組んでいくべきである。さらに、多額の剰余金が問題となっている農業経営基盤強化措置特別会計においては、農業改良資金貸付金の貸付実績及び見通し等を精査の上、剰余金について一般会計への繰り入れ等の措置を講ずるべきである。

 決議の背景
 17年度決算審査においては、第2分科会と4月10日の委員会で取り上げられている。


 決議時点での当局の姿勢
 委員会で決議があった後、財務大臣から次の発言があった。
 ただいま御決議のありました財政再建につきましては、極めて厳しい財政事情のもと、将来世代への負担の先送りを行わず、金利の急激な上昇などを通じて国民経済へ悪影響を及ぼさない財政運営を行う必要があります。
 このため、まずは、二〇一一年度までに基礎的財政収支の黒字化を確実に達成するとの目標に向け努力を重ねてまいるところでありますが、御決議の趣旨を踏まえ、歳出歳入一体改革をさらに進めてまいる所存であります。
 また、国の資産・債務改革につきましては、平成二十七年度末までに国の資産を百四十兆円規模で圧縮するとの方針のもと、御決議の趣旨を踏まえ、今後とも積極的に推進してまいりたいと思います。
 また、農林水産大臣から次の発言があった。
 ただいま御決議のありました農業経営基盤強化措置特別会計の剰余金につきましては、平成十七年度の決算剰余金八百十三億円のうち二百九十五億円を平成十八年度において一般会計に繰り入れたところであります。
 引き続き、本特別会計で保有する剰余金につきましては、農業改良資金貸付金の貸付実績及び見通し等を精査した上で、一般会計への繰り入れ等の措置を適正に講じてまいる所存でございます。


 決議の効果

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