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9 公会計の整備について


 決議内容 決議の背景 決議時点での当局の姿勢 決議の効果

 決議内容
 参議院決算委員会の平成17年度決算審査措置要求決議の「9 公会計の整備について」の内容は次のとおりである。
   近年、予算書・決算書で把握されている現金のフロー情報に加え、公的資金で形成された資産や国債等の債務残高といったストック情報を含めた国の財務状況全体を把握し、管理することが重要となっており、政府は、企業会計の考え方を用いた「国の財務書類」や「省庁別財務書類」を作成するなど公会計の整備に取り組んでいる。しかし、これら財務書類は歳入歳出決算の計数を用いて作成されているため、その公表は決算の国会への提出時期から大幅に遅れている。
 政府は、その重要性にかんがみ、「国の財務書類」等を早期に公表できるよう、財務書類を速やかに作成するためのシステムの導入について検討を進めるべきである。

 決議の背景
 16年度決算審査措置要求決議でも「9 分かりやすい政府会計への取組について」の一部として言及があり、17年度決算審査においては、4月27日の委員会で取り上げられている。


 決議時点での当局の姿勢
 委員会で決議があった後、財務大臣から「ただいまの……公会計の整備についての審査措置要求決議につきましては、適切に対処いたします。」との発言があった。


 決議の効果
 20年1月23日の参議院決算委員会で財務大臣が、決議について講じた措置について次のように説明している。
 次に、平成十七年度決算審査措置要求決議について講じた措置につきましては、特殊法人の独立行政法人化等に係る会計処理の透明性の向上について等、全決議十項目のうち最高裁判所のとった措置を除き、内閣のとった九項目に係る措置につきまして、お手元に配付してありますとおり御報告をいたします。
 この配付資料は当日の会議録に掲載されている。

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