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10 裁判員フォーラム開催に係る不適正経理について


 決議内容 決議の背景 決議時点での当局の姿勢 決議の効果

 決議内容
 参議院決算委員会の平成17年度決算審査措置要求決議の「10 裁判員フォーラム開催に係る不適正経理について」の内容は次のとおりである。
   最高裁判所は、法を適用し争訟について裁定を行う司法機関であり、司法の公正と国民の信頼を保持するためにも、常に自らを厳しく律することが求められる。
 平成17年度に最高裁判所が主催した裁判員制度全国フォーラムの一部において、共催した地方新聞社等が謝礼を支払って参加を募るなど、不適切な募集行為が行われていたことが発覚した。そのほか、同フォーラム開催に当たって締結された契約、新聞広告や映画制作などに関する契約において、会計法令上好ましくない、さかのぼり契約が行われていたことが明らかになった。
 最高裁判所は、職員の意識改革を徹底し、会計・契約事務の効率化、適正化を図り、裁判員制度広報にかかわる予算の効率的かつ厳格な執行に努め、裁判員制度に対する国民の理解を深めるべきである。

 決議の背景
 17年度決算審査においては、5月14日の委員会で取り上げられている。


 決議時点での当局の姿勢
 委員会で決議があった後、最高裁判所事務総長から「ただいまの裁判員フォーラム開催に係る不適正経理についての審査措置要求決議につきましては、御趣旨を踏まえまして、適切に対処してまいる所存であります。」との発言があった。


 決議の効果
 会計検査院は19年12月19日に国会及び内閣に対して「裁判員制度に係る広報業務の実施状況について」〔要旨PDF(29KB)・全文PDF(181KB)〕を報告している。
 最高裁判所は、20年1月23日の参議院決算委員会で事務総長が、決議について講じた措置について次のように説明している。
 最高裁判所でございます。
 平成十七年度決算審査措置要求決議について講じた措置につきましては、裁判員フォーラム開催に係る不適正経理についての項目に係る措置について、お手元に配付してありますとおり御報告いたします。
 この配付資料は当日の会議録に掲載されている。

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