高齢化が進む原子爆弾被爆者の早期救済を図るため、原爆症認定集団訴訟の解決に向けて適切に対応するとともに、原爆症認定を迅速化し、認定対象疾病の拡大の検討を可及的速やかに進めるべきである。
○舛添国務大臣 〔前略〕
原爆症対策につきましては、一連の高裁判決を踏まえ、原爆症認定集団訴訟の解決に向けて適切に対応するとともに、原爆症認定について迅速な審査を行います。
また、甲状腺機能低下症と慢性肝炎、肝硬変の取り扱いについて、六月二十二日に開催されました原子爆弾被爆者医療分科会において、当該疾病を積極認定の対象疾病に位置づけるよう、審査の方針が改定されたところであります。
以上でございます。