参議院決算委員会の平成16年度決算審査措置要求決議の第2項目「独立行政法人の業務運営等の見直しについて」の内容は次のとおりであり、政府に対する措置要求決議である。
参議院決算委員会は17年6月に15年度決算審査措置要求決議において「
独立行政法人の業務運営等の状況について」決議するとともに、「
先行して設立された独立行政法人の業務運営等の状況について」検査要請する旨の決議を行い、参議院は会計検査院に対して検査要請を行っている。この要請を受けて、会計検査院は検査を行った結果(<
概要>(PDF・約1,192KB)、<
全文>(PDF・約5,450KB))を参議院へ報告している。
決算委員会では、
18年2月22日の委員会で特殊法人、独立行政法人の現状と課題について参考人から意見聴取した後に質疑を行っており、また、
4月10日の委員会では、独立行政法人国立病院機構における人件費比率の高さ、青少年教育を目的とする3独立行政法人における会計検査院の指摘への対応の問題点、独立行政法人医薬品医療機器総合機構への出資の問題点が取り上げられている。
委員会で決議があった後、総務大臣から「ただいまの独立行政法人の業務運営等の見直しについて、……の審査措置要求決議につきましては、適切に対処してまいります。」との発言があった。